こんばんは、LeoNaです🌙
先週、祖父と祖母の『法事』があり、お寺に行ってきました。
お寺って、お墓前りの時くらいしか行く機会はないですが、独特の静けさと雰囲気で、心が浄化された気になります☺️
本堂で、お坊さんがお経を唱えてくれている間、『位牌』がたくさん安置されているのを何気なく眺めていたのですが、たくさんのおもちゃや、お人形がお供えされているのが目に止まりました🧸
これって、これだけのたくさんの赤ちゃんや、子供たちが『お空』に行ってしまったことを意味するもので、子を持つ親として、胸が締め付けられる思いになりました💧
そこで以前、お坊さんに聞いて、すごく心に響いた話を思い出したので、ぜひ共有させて頂きたいと思います☺️
最後まで、お付き合いよろしくお願いします🙏🏻
【もくじ】
ブッダの教え
我が子を失った母の物語
キサーゴーダミーは、愛する息子を亡くした悲しみに暮れる母親でした。
悲しみに打ちひしがれ、正気を失った彼女は、息子の遺体を抱きしめ、村々をさまよい続けました。
人々は哀れみながらも、どうすることもできませんでした。そんな中、ある老人が彼女に、ブッダのもとを訪れるようにと告げます。
藁にもすがる思いでブッダのもとを訪れたゴーダミーは、息子を生き返らせてくれるようにと懇願しました。
ブッダは彼女の悲しみを理解し、こう告げました。
「あなたの願いを叶えよう。ただし、そのためには、今まで死者が出たことのない家から【芥子の実】を一粒、持ってきなさい」
ゴーダミーは希望を見出し、必死に【芥子の実】探し始めました。
しかし、村中を探し回っても、死者が出たことのない家は一軒も見つかりませんでした。
そして彼女は、死が避けられないものであること、自分だけが苦しんでいるのではないことを悟ります。
この物語からの学び
①日常生活における『執着』
この物語は、私たちに『執着を手放すことの大切さ』を教えてくれます!
日常生活で感じる、小さなイライラや不安、怒り。
それらは、過去の出来事や、未来への不安、他人への期待など、『今』ここにはないものに執着していることから生まれているのかもしれません💦
例えば、
- 「あの時、ああすればよかった」という後悔
- 「将来、こうなったらどうしよう」という不安
- 「彼は私のことをわかってくれない」という怒り
これらはすべて、「こうあるべき」という理想の姿への執着から生まれています。
②『今』に意識を向ける
キサーゴーダミーのように、私たちも『執着を手放す』ことで、心が穏やかになり、目の前の現実をありのままに見つめることができるのではないでしょうか?
そのためには、『今』に意識を向けることが大切です。
- 朝起きた時の太陽の光
- 温かいコーヒーの香り
- 大切な人との会話
日常の些細なことに目を向け、感謝の気持ちを感じてみましょう☺️
そうすることで、『今』という瞬間を大切に生きることができるはずです。
まとめ
2022年時点で、5歳未満の子供が年間で490万人も亡くなっています。
6秒に1人。1日に1万3400人。
何の罪もない子供たち。
490万人の親御さんの悲しみも計り知れません。
子供でなくても、大切な人や、ペットを亡くし、多くの後悔や絶望を抱える人もいると思います。
私は、仏教徒ではありませんが、この「ブッタの教え」を聞き、すごく心に響きました☺️
『今』に目を向け、『今』を精一杯生きることで、心が穏やかになり、『お空』に行ってしまった大切な人やペットたちも、その姿を見て安心してくれると思いました☺️
ちょっと、重い話になってしまいましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございます🩵
http://sunflower7tan.hatenablog.com